# Vint Cerf Vint Cerf は、インターネットの初期アーキテクチャに深く携わった人物であり、『ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること』第8章では、インターネットのアーキテクチャ上の欠点を自ら指摘する当事者として登場する。Cerfは、インターネットの初期のアーキテクチャには二つの基本的な欠陥があったと主張している。アドレス空間が小さすぎることと、セキュリティが欠如していることである。(Source: [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 8 セキュリティ:負の目標]] ch.8 §8.3) 第8章§8.4では、David D. Clarkと並んで、セキュリティが単に見逃されていたと主張するのは言い過ぎだとする立場を示す。Cerfは、後知恵ではセキュリティにもっと注意を払うべきだったとしながらも、「とにかく機能させること自体が自明ではなかった」とコメントしている。限られた人しかアクセスしない研究機関のコンピュータを相互接続するというARPANET当初の目的を踏まえれば、この前提は合理的だったが、インターネットの利用者が数百万・数十億に拡大したことで成り立たなくなった。(Source: [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 8 セキュリティ:負の目標]] ch.8 §8.4) ## 関連 - [[David D. Clark]] — 同じくインターネット初期アーキテクチャの欠陥を証言する当事者 - [[ネットワークセキュリティアーキテクチャ]] / [[砂時計モデル]] - [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 8 セキュリティ:負の目標]] ## 出典 - [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 8 セキュリティ:負の目標]](ch.8 §8.3, §8.4)