# Tricorder
Google が開発したプログラム解析プラットフォームで、オープンソース版は Shipshape という名前で公開されている。1日あたり約5万件のコードレビュー変更に対して静的解析を実行し、2018年初頭時点で146個の解析ツール・30を超える言語をカバーする(ほとんどは Google の開発者が貢献したもの)。多くのチェックは自動コード検査ツール(linter)レベルの浅い解析だが、Error Prone(Java)や Clang-Tidy(C/C++)のように自動修正候補を提示できるツールも統合されている。
Tricorder はコードレビューという、開発者が指摘を評価する心理的な準備ができているタイミングに警告を差し込むことで、静的解析の採用率を高めることを狙う。コードレビュアーは各警告に対して「Not useful」でユーザー知覚の偽陽性フィードバックを送ったり、コード作成者へ「Please fix」を送ったりできる。Tricorder チームはこのフィードバックを使って個別のチェックを無効化する運用を行っており、ユーザー知覚の偽陽性率を10%以下に抑えることを目標としている。(Source: [[@2020__OReilly__Building Secure and Reliable Systems - Chapter 13 Testing Code]] ch.13 §Integration of Static Analysis in the Developer Workflow)