# TiDB
TiDB は主に [[PingCAP]] によって開発された、オープンソースで、分散型で、トランザクション処理と分析処理のハイブリッド型(Hybrid Transactional/Analytical Processing、HTAP)の性質を備えたデータベースである。あらゆるデータベースのユーザにとって最も重要な資産であるデータそのものを保存するため、耐障害性が最も基本的かつ重要な要件の1つに位置づけられる。複数ノード上にデータが保存される分散システムであり、[[分散コンセンサス|Raft]] を用いてリーダからフォロワーへデータを複製し、レプリカ間のデータ一貫性を保証する。[[TiKV]] はTiDBにおける分散キーバリューストアのレイヤーであり、「リージョン」はTiKVにおけるストレージのセグメント単位を指す。(Source: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Chapter 19 データベースにおけるカオスエンジニアリング]] §19.1, §19.1.2, §19.2.1)
クラスタがスケールし複雑性やデータ量がペタバイトレベルに増加すると、ユニットテスト・統合テストだけではカバーできる範囲が限られるため、PingCAPはTiDBに対しカオスエンジニアリングを適用し、[[Schrodinger]] という自動実験プラットフォームを構築した。(Source: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Chapter 19 データベースにおけるカオスエンジニアリング]] §19.1, §19.4)
## 関連
- 開発元: [[PingCAP]]
- 構成要素: [[TiKV]](分散キーバリューストアレイヤー)
- 自動化基盤: [[Schrodinger]]
- 関連概念: [[分散SQLデータベース]] / [[Raftログ診断]] / [[カオスエンジニアリング]]
- 章: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Chapter 19 データベースにおけるカオスエンジニアリング]]
## 出典
- [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Chapter 19 データベースにおけるカオスエンジニアリング]]