# Theodore von Kármán
## 概要
Theodore von Kármánは、1909年にLudwig Prandtlのもとでゲッティンゲン大学の博士号を取得し、1912年当時は同大学の研究助手を務めていた。Prandtlの最も著名な弟子とされ、Prandtlを「物理現象の理解に対する稀有な洞察力と、それを比較的単純な数学的形式に落とし込む並外れた能力に恵まれていた」と評した。(Source: [[@1990__JohnsHopkins__What Engineers Know and How They Know It - Chapter 4 A Theoretical Tool for Design - Control-Volume Analysis, 1912-1953|Chapter 4]], p.120-121)
von Kármánの1912年の理論的論文(鈍い物体の後流に現れる渦の列、いわゆる「カルマン渦列」を扱う)は、ゲッティンゲンから公表された制御体積の考え方を用いた最初の例だった。渦の間隔と移動速度から物体の抗力を関係づけるため、制御体積と運動量の考え方を明示的かつ洗練された形で用いている。同年、博士候補生H. Rubachとの共著によるより詳細な論文では、図の一つに制御面が明確に描かれた。ただし両論文とも、著者は「制御体積」「制御面」という用語自体は用いていない。著者Vincentiは、このアドホックだが高度な適用が、ゲッティンゲンの知的雰囲気の中で制御体積の考え方に対する自覚的な使用がすでに存在したことを示唆すると述べている。(Source: [[@1990__JohnsHopkins__What Engineers Know and How They Know It - Chapter 4 A Theoretical Tool for Design - Control-Volume Analysis, 1912-1953|Chapter 4]], p.120)
## 関連
- source: [[@1990__JohnsHopkins__What Engineers Know and How They Know It - Chapter 4 A Theoretical Tool for Design - Control-Volume Analysis, 1912-1953]]
- concept: [[制御体積解析]]
- 関連人物: [[Ludwig Prandtl]]
## 出典
- Walter G. Vincenti, *What Engineers Know and How They Know It*, The Johns Hopkins University Press, 1990, Chapter 4, pp. 120–121.