# TPC-C
TPC-Cは、TPC(transaction processing performance council)がデータベースベンダーの製品パフォーマンス比較・宣伝材料として策定した一連のベンチマークの1つである。一般的なアプリケーションワークロードをシミュレートする読み取り専用トランザクションと更新トランザクションを組み合わせた、オンライントランザクション処理(OLTP)ベンチマークであり、実行された並行トランザクションのパフォーマンスと正確性の指標を提供する。主要なパフォーマンス指標はスループット(データベースシステムが1分間ごとに処理できるトランザクションの数)であり、実行されたトランザクションはACID特性を保持し、ベンチマーク自体が定義する一連のプロパティに合致する必要がある。TPC-Cは特定のビジネスセグメントに偏ることなく、OLTPデータベースが適合するアプリケーションの大半にとって重要なアクションの抽象的なセットを提供し、倉庫・在庫・顧客・注文などの複数のテーブルとエンティティ、テーブルのレイアウト、実行できるトランザクションの詳細、1テーブルあたりの行の最小数、データ永続性の制約を規定する。ベンチマークの用途はデータベース比較に限らず、サービスレベルアグリーメント(SLA)の詳細の定義・テストや、システム要件・キャパシティプランニングの理解にも有効である。(Source: [[@2021__OReillyJapan__詳説 データベース - Part I 序論 ストレージエンジン]] I.1「TPC-Cベンチマーク」コラム)
## 関連
- ソース: [[@2021__OReillyJapan__詳説 データベース - Part I 序論 ストレージエンジン]]
- 概念: [[ベンチマーキング]]
- エンティティ: [[YCSB]] / [[詳説 データベース]]