# Roadrunner [[Los Alamos National Laboratory]] と [[IBM]] が開発した、ピーク 1.38 Pflop/s(倍精度)、2.91 Pflop/s(単精度)のハイブリッド型スーパーコンピュータである。2008 年 5 月に LINPACK で 1.026 Pflop/s を記録し、1 Pflop/s を持続速度で初めて超えた。(Source: [[@2008__SC__Entering the Petaflop Era - The Architecture and Performance of Roadrunner]]) ## 構成 - 計算ノード(triblade)は、Opteron 2210 HE のデュアルコア 2 ソケットを載せた LS21 ブレード 1 枚と、[[PowerXCell 8i]] を 2 個ずつ載せた QS22 ブレード 2 枚からなる。Opteron コア 1 個に PowerXCell 8i 1 個が対応する。 - 1 計算ユニット(CU)は 180 ノード・I/O ノード 12・サービスノード 1 を持ち、Voltaire ISR 9288 の 288 ポート 4x DDR [[InfiniBand]] スイッチで完全な [[Fat-Tree]] を作る。17 CU(3,060 ノード)を 8 台の Voltaire ISR 9288 で 2:1 の縮退ファットツリーに接続し、最大 7 ホップ(平均 5.38 ホップ)、最大 24 CU まで拡張できる。 - ピーク性能の約 95% が PowerXCell 8i の SPE に由来する。LINPACK で 437 Mflops/W を出し、2008 年 6 月の Green500 で 3 位に入った。 ## 利用形態 - 未改変コードを Opteron のみで実行する、急所だけを Cell に移す(アクセラレータモデル)、全計算を Cell で行う(SPE 中心モデル)の 3 形態を持つ。通信階層は EIB・PCIe・HyperTransport・InfiniBand と深く、局所性の活用が性能を決める。 ## 関連 - ソース: [[@2008__SC__Entering the Petaflop Era - The Architecture and Performance of Roadrunner]] - 概念: [[ヘテロジニアスコンピューティング]] / [[スーパーコンピュータ]] - 組織: [[Los Alamos National Laboratory]] / [[IBM]] ## 出典 - [[@2008__SC__Entering the Petaflop Era - The Architecture and Performance of Roadrunner]](アーキテクチャと性能の記述)