# Picnik ブラウザで利用できる有数の写真編集ツール(Picnik.com)。本章執筆時点で月間利用者数1,600万人以上。本章の脚注(訳注)によれば、後にGoogleに買収されている。2007年1月時点ではサーバ5台の小規模構成で、運用スタッフは2009年終わりまで基本的に1人だった。3年間でサーバは約40台に増え、相当量のAmazon Web Servicesが追加された。(Source: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 2 Picnik におけるクラウドコンピューティングの利用とその教訓]] 序盤) ## アーキテクチャ Linux・Apache・MySQL・Pythonの典型的なLAMP構成で稼働するが、ユーザ体験の大部分はAdobe Flashクライアントに実装されており、サーバサイドの仕事はセッション状態を持たないAPI呼び出しとファイル転送に限られる。Flashのセキュリティ制約を回避するため、保存操作は「レンダー」と呼ばれるサーバ群を経由し、最終画像を生成してFlickr・Facebookのような外部サービスへ受け渡す。(Source: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 2 Picnik におけるクラウドコンピューティングの利用とその教訓]] §2、図2-1) ## クラウド利用 2007年5月にQAテストでクラウドを初めて利用し、同年12月からAmazon S3にユーザ生成ファイルを保存、その後Amazon EC2で画像処理を行うようになった。ストレージには[[MogileFS]](オープンソース)からS3への段階的移行、計算資源には自家製の構成管理・デプロイ・オートスケーリングシステム[[ServerManager]]を用いたEC2レンダーサーバ運用という、2つの独立したクラウド活用の系譜を持つ。ウェブサーバ・データベースサーバは密結合・低遅延要件のためクラウド化せず、オンプレミスに残した。(Source: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 2 Picnik におけるクラウドコンピューティングの利用とその教訓]]) ## 関連 - 実体: [[Justin Huff]](本章執筆者、バックエンドインフラ構築者) / [[Amazon Web Services]] / [[MogileFS]] / [[ServerManager]] / [[Xen]] - 概念: [[クラウドコンピューティング]] / [[ハイブリッドクラウド]] - ソース: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 2 Picnik におけるクラウドコンピューティングの利用とその教訓]] - 書籍: [[ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック]]