# Pedro Canahuati Facebook の Production Engineering ディレクター。SREcon15 のトーク "Notes from Production Engineering" の登壇者。 2009 年末に Facebook に入社し、当時の SRE チームが抱えていた組織的問題(オンコールツールなし・割り込み駆動・エンジニアリングとの低連携)を 5 年半かけて変革した。自身のバックグラウンドはネットワークエンジニアリングおよびシステムエンジニアリング。TRS-80 Color 2 を幼少期に触れたのが技術への入口。 「自分をタイトルではなく行動で定義する」という哲学を持ち、Facebook の Production Engineering の文化的基盤を構築した人物。[[Jay Parikh]] をメンターとして挙げている。 [[Gareth Eason]] による SREcon16 Europe(2016年7月)の講演でも、週次の Production Review に「ほとんどの Production Staff Review」で出席する幹部として独立に言及されており、Canahuati 自身の 2015 年講演における「週次金曜 SEV レビューを制度化した」という記述を1年後の別講演の視点から裏付ける。ただしこの講演では Pedro を「head of engineering」と紹介しており、2015年講演での自己紹介「Production Engineering ディレクター」とは表現が異なる。(Source: [[@2016__SREcon16__Incident Response @ FB, Facebook's SEV Process]]) 『SREの探求』(*Seeking SRE*, O'Reilly 2018)13章では、編者 [[David N. Blank-Edelman]] との対談形式で、Facebook の Production Engineering(PE)組織運営の詳細を語っている。SREcon15講演(2015年)で語った組織変革史(SRE→SRO+AppOps→Production Engineering)を再確認しつつ、当時の SWE:AppOps 比率(1対10〜1対40)、集中型報告構造+分散型配属構造の設計理由(柔軟性・モチベーション・説明責任の緊張の共有)、新チーム発足の4要因、Hack-A-Month による人材流動性の運用、PE として成功する資質(集中力・協力的コミュニケーション・技術知識・柔軟性・単一障害点にならない意欲)など、講演には無かった体系的な運用フレームワークを開示する。「あなたがコードを書いてプロダクションにリリースするのなら、おめでとうございます。あなたが所有者です」という発言に象徴されるオンコール所有原則を掲げ、他組織が同型の PE モデルを構築できているかを「誰がオンコールを担当するか」で判定すべきだと明言する。ソフトウェアの設計・アーキテクチャ・頑健なサービスの大規模運用で20年を超える経験を持つ。(Source: [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 13 Facebookにおけるプロダクションエンジニアリング]] ch.13) ## 関連 - [[@2015__SREcon15__Notes from Production Engineering]] - [[@2016__SREcon16__Incident Response @ FB, Facebook's SEV Process]] - [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 13 Facebookにおけるプロダクションエンジニアリング]] - [[Facebook]] - [[Jay Parikh]] - [[Gareth Eason]] - [[David N. Blank-Edelman]]