# Open XDMoD ## 定義 [[SUNY Buffalo Center for Computational Research]](CCR)が開発するオープンソース(GNU LGPL v3.0)のHPCリソース管理ツール。HPCセンター自身のリソースマネージャログ(PBS・SGE・SLURM・LSF)をローカルに解析し、starflakeスキーマの[[データウェアハウス]]へ取り込むことで、ジョブ会計指標を対話的に分析・チャート化できる。前身の[[UBMoD]]、XSEDE中央データベースに依存する非公開版XDMoDを経て開発された、個別HPCセンターへのローカルインストール向け版である。 ## 構成 - **shredder/ingestion**: リソースマネージャログをshredding(mod_shredder)→正規化(mod_hpcdb)→ingestionの順で処理し、ファクト・ディメンションに分割してデータウェアハウスへ格納する。 - **データウェアハウス**: 生データ(modw)と集約データ(modw_aggregares)を持ち、日次・週次・月次・四半期・年次の粒度で自動集約することでクエリを最大41倍高速化する。 - **REST API**: Authentication → Request validation → Request routingの3段でデータウェアハウスとポータルを仲介する。 - **ポータル**: [[HighCharts]]・[[ExtJS]]を用いたWebアプリケーション。Summary・Usage・Metric Explorer・Report Generator・Aboutの各タブを持ち、ロールベース(User/PI/Center staff/Center director/Public)でアクセス制御される。 - 拡張ツールとして QoS指標を提供する[[Application Kernel Remote Runner]](AKRR)と、ジョブレベル性能データを提供する[[SUPReMM]]が統合される。 ## 関連 - [[SUPReMM]] — Open XDMoDに統合されるジョブレベル性能監視ツール - [[Application Kernel Remote Runner]] — Open XDMoDに統合されるQoS監視ツール - [[UBMoD]] — Open XDMoDの前身 - [[データウェアハウス]] — starflakeスキーマによるジョブ会計データ格納の基盤概念 - [[HPCジョブ会計とリソース利用可視化]] — 本ツールが実装する概念 - [[アプリケーションカーネルによるHPC QoS監視]] — AKRRが実装する能動的品質保証の概念 ## 出典 - [[@2015__CiSE__Open XDMoD - A Tool for the Comprehensive Management of High-Performance Computing Resources]](本ツールを主題として解説する一次資料)