# Marcel Breuer
バウハウス第二期(1923-1928、「芸術から産業へ」)の象徴とされる鋼管椅子「ワシリー・チェア」の設計者。自転車のハンドルバーからヒントを得て、鋼管を曲げて作った最初期のスチールパイプ家具の一つを生み出した。一脚ずつ手作りするのではなく工場で量産できる設計でありながら、椅子のフォルム・座り心地・素材の選択には鋼管の性質を手で知り尽くしたブロイヤーの「テイスト」が行き渡っており、手仕事の美学と工業的再現性を同時に達成した事例とされる。
[[@2026__NewsPicks__ソフトウェアの工業化とアーツ&クラフツ運動]]([[広木大地]])は、ブロイヤーが鋼管の性質を手で学んだからこそワシリー・チェアを設計できたことを、[[Mitchell Hashimoto]] がエージェントの性質を熟知しているからこそハーネスを設計できることの類比として用いている。
## 出典
- [[@2026__NewsPicks__ソフトウェアの工業化とアーツ&クラフツ運動]](2026-03-24)