# Linux Foundation
オープンソースソフトウェアの開発・普及を支援する非営利団体。[[CNCF]](Cloud Native Computing Foundation)を傘下に持ち、Kubernetes をはじめとするクラウドネイティブ OSS のガバナンスを提供する。[[agentgateway]] はプレスリリースにより Linux Foundation の一部としてホストされることが発表された。(Source: [[@2026__AgentgatewayDocs__agentgateway Standalone ドキュメント概要]])
[[Unikraft]] は Linux Foundation のオープンソースプロジェクトとして論文に記載され、ユニカーネル SDK とマイクロライブラリ OS のソースコードを公開している。(Source: [[@2021__EuroSys__Unikraft - Fast, Specialized Unikernels the Easy Way]])
[[Open Networking Foundation]](ONF)の活動停止に伴い、その遺産である P4 プログラミング言語・LF Broadband・[[Aether]] の 3 プロジェクトは Linux Foundation の管理下に移った。Linux Foundation は、複数プロジェクトの構成要素(エッジクラウド用スタック、5G のネットワーク機能群、5G 管理プレーン等)を組み合わせて一つのシステムをデプロイする手順を「ブループリント」として定義する枠組みを提供しており、Aether の 5G ネットワーク構築ブループリントがその一例である。各ブループリントには検証済みの概念実証(PoC)と個々のプロジェクトドキュメントへのリンクが添えられるが、著者 Larry Peterson はこれをソフトウェアを使う側にとって負担の大きい提供方法だと評している。(Source: [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 3 オープンソースソフトウェア]] §3.1, §3.4)
[[SONiC Foundation]]は、[[Linux Foundation]]傘下のプロジェクトとしてSONiCコミュニティを運営する組織である。SONiCは元々2016年にMicrosoftが[[Open Compute Project]](OCP)へコントリビューションしたことに始まりOCPプロジェクトとして活動していたが、2022年に運営がLinux Foundationへ移管された。移管後は理事会(Governing Board)とTSC(Technical Steering Committee)の二層構造によるガバナンス整備が進み、ウェブサイト新設・TSC選出プロセス整備・デザインレビュープロセス改善などが実施された。コントリビューターは初回のIssue/PR登録時にICLA(個人コントリビューター・ライセンス同意書)への合意が必要で、Linux FoundationのEasyCLAで手続きする。(Source: [[@2025__Gihyo__実践SONiC入門 - Chapter 3 コミュニティ運営と開発プロセス]] ch.3 §3.1.1, §3.3.3)
## 関連
- [[CNCF]] — 傘下組織
- [[agentgateway]] — ホストするプロジェクトの一例
- [[Unikraft]] — ホストするユニカーネルプロジェクトの一例
- [[Open Networking Foundation]] — 活動停止後、遺産プロジェクトの管理を移管した組織
- [[Aether]] — 移管されたプロジェクトの一つ
- [[SONiC Foundation]] — 傘下プロジェクトの一つ(2022年にOCPから移管)
## 出典
- [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 3 オープンソースソフトウェア]](§3.1: ONF遺産プロジェクトの移管、§3.4: ブループリントの枠組み)
- [[@2025__Gihyo__実践SONiC入門 - Chapter 3 コミュニティ運営と開発プロセス]](ch.3 §3.1.1: SONiC Foundationの運営移管、§3.3.3: ICLA/EasyCLA)