# Kevin Mitnick ## 概要 Kevin Mitnickは、電話会社への一連の侵入により逮捕・有罪判決を受けたアメリカのハッカーである。当初FBIは彼を外国のエージェントと誤認し、米国の電話網を盗聴に悪用しているのではないかと疑っていた。出所後の議会証言で、自身の攻撃のほとんどが技術的な侵入ではなくソーシャルエンジニアリングによるものだったと証言し、この経験を著書 *The Art of Deception* にまとめた。この本は同分野の古典として知られる。*Security Engineering* 第3版第22章の冒頭エピグラフは、彼の議会証言からの引用であり、「企業がどれだけ技術的な防御に投資しても、電話一本で相手を騙して防御を下げさせたり情報を引き出したりできれば無駄になる」という趣旨を述べている。(Source: [[@2020__Wiley__Security Engineering 3e - Chapter 22 Phones]] ch.22 §22.1, §22.2.3) ## 関連 - ソース: [[@2020__Wiley__Security Engineering 3e - Chapter 22 Phones]](§22.1、章冒頭エピグラフ、§22.2.3) ## 出典 - Ross Anderson, *Security Engineering: A Guide to Building Dependable Distributed Systems*, 3rd Edition, John Wiley & Sons, 2020, Chapter 22, §22.1, §22.2.3.