# Keepalived
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol、仮想ルータ冗長プロトコル)を用いてロードバランサ/ルータを冗長化するソフトウェア(http://www.keepalived.org/)。『ウェブオペレーション』18章(2011年、[[濱崎 健吾]])は、[[Cookpad|クックパッド]]がリバースプロキシ・アプリケーション・DBの三層それぞれの手前にIPVSとKeepalivedのセットを2台配置しVRRPで冗長化することで、各層に一意な仮想IPアドレスでアクセスできるようにし、単一障害点(SPOF)のない構成を実現していたと述べる。VRRPはホスト同士のヘルスチェックを行い、事故発生時には仮想IPアドレスを自動で付け替える。(Source: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 18 日本の料理のインフラ]] §18.1)
Keepalivedの設定ファイルは、クックパッドの設定管理フローの具体例としても紹介される。1つのGitリポジトリでKeepalivedを利用する全サーバの設定を管理し、変更はGitへのコミット後にCapistranoの`cap deploy`コマンドで実行する。実行すると更新対象のVRRPペアが候補として提示され、選択するとファイルがデプロイされ、最終的なシンタックスチェックを通過したうえで新しい設定が適用される。(Source: 同 §18.4、図18-7)
## 関連
- 本ソース: [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 18 日本の料理のインフラ]]
- 実体: [[Cookpad]](利用組織) / [[濱崎 健吾]](紹介者)
- 概念: [[可用性]](VRRP冗長化によるSPOF排除の実例) / [[Infrastructure as Code]](Git+Capistranoによる設定デプロイパイプライン)
- 書籍: [[ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック]]
## 出典
- [[@2011__OReillyJapan__ウェブオペレーション - Chapter 18 日本の料理のインフラ]] §18.1, §18.4