# James Lin 上海交通大学([[Shanghai Jiao Tong University]])HPCセンター副ディレクター(林新华)。2026年ISC High Performance Conferenceの「HPC Around the World: Asia Pacific」講演で、[[Glenn K. Lockwood]]が「今回のカンファレンス最高の発表」と評した内容を披露した。(Source: [[@2026__Glenn K. Lockwood Blog__ISC26 Recap]]) ## Top500における中国の再登場についての率直な見解 [[LineShine]]による中国の[[Top500]]首位獲得を「米中双方にとってwin-win-winだ」と位置づけ、(1) 中国の技術的達成への国際的評価、(2) モデリング・シミュレーション用スパコンリストとしてのTop500の信頼性回復、(3) 米国のHPC/AI予算増加への圧力、の3点を挙げた。同時に、Top500掲載歴のある中国の研究機関がことごとくBISエンティティリスト(米国の禁輸対象リスト)に載っているという事実を示すスライドで、「米国がTop500を事実上のヒットリストに変えていた」ことを明示的に指摘した。(Source: [[@2026__Glenn K. Lockwood Blog__ISC26 Recap]]) ## エージェントのためのスーパーコンピュータという構想 講演の後半では、SJTUで進む「人間ではなくAIのために設計されたスーパーコンピュータとは何か」という構想を紹介した。現在のAIエージェントはスパコンについて無知で素人ユーザーと同じ失敗を繰り返す一方、ドキュメントを読むなど人間にはできないことも行う点に着目し、エージェント駆動のワークフローに最適化された次世代のHPCインフラのあり方を問いかけた。[[Glenn K. Lockwood]]はこのスライドを「今週最も興味深いスライド」と評している。(Source: [[@2026__Glenn K. Lockwood Blog__ISC26 Recap]]) ## 関連 - ソース: [[@2026__Glenn K. Lockwood Blog__ISC26 Recap]] - エンティティ: [[Shanghai Jiao Tong University]] / [[LineShine]] / [[Top500]]