# Hystrix ## 概要 Netflix が使用していたレイテンシ/フォールトトレランス用フレームワーク。バルクヘッド(隔壁)パターンに基づき、下流のマイクロサービスで障害が発生した場合にマイクロサービス間で通常とは異なる「回路」を開き(サーキットブレーカー)、可能であればフォールバック機能を実行してエンドユーザーへのサービス提供を継続する。Netflix 社内の IPC(プロセス間通信)フレームワークと連携し、クライアント(依存サービス)が実行する呼び出しの成功率を記録するメトリクスの基盤にもなっていた。原著刊行後、開発は終了しており、後継として resilience4j(https://github.com/resilience4j/resilience4j)への移行が進んでいる (Source: [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 1 SREにおけるコンテキストとコントロール]] ch.1 p.9)。 ## wiki 内の言及 - [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 1 SREにおけるコンテキストとコントロール]]: ディスクアレイ(サービス)とドライブ(マイクロサービス)の比喩とともに、マイクロサービスの障害に照らして総合的な可用性を改善する運用パターンの具体例として紹介される。Netflix 社内の共通 IPC フレームワークとして、クライアント呼び出し成功率を記録するメトリクス基盤も担っていた。 ## 関連 - 開発元: [[Netflix]] - 後継: resilience4j - 関連概念: [[フォールトトレランス]] / [[グレースフルデグレーデーション]] ## 出典 - Coburn Watson, David N. Blank-Edelman, 「SREにおけるコンテキストとコントロール」, David N. Blank-Edelman(編)『SREの探求』, オライリー・ジャパン, 2021, 1章.