# GMTA
アプリケーションサービスが生成するトレースを収集・処理・可視化し、根本原因分析(visualization-based analysis)を支援するフレームワーク [28]。(Source: [[@2021__CSUR__Anomaly Detection and Failure Root Cause Analysis in (Micro)Service-Based Cloud Applications - A Survey - Chapter 4.1 Log-based and Distributed Tracing-based Root Cause Analysis Techniques]] §4.2.1)
## 動作
1. アプリケーションサービスが生成したトレースを収集し、自動的に処理してサービス間相互作用の「path」(木構造の抽象。相互作用の順序のみをモデル化する)を導出する。
2. 運用者が定義する「business flow」(あるタスクを遂行するために呼び出しうる操作とその順序)に基づき、pathをbusiness flowごとにグループ化する。
3. あるbusiness flowについて、成功実行に対応するpathと、機能的異常が観測された異常トレースに対応するpathを可視的に比較し、両者が乖離(diverge)するかどうか、乖離する場合はどのイベントが乖離の原因かを運用者が手動で判断できるようにする。
4. 異常トレースがエラーイベントを含む場合は、エラーとその伝播チェーンを可視表示し、異常トレースの中で最初にエラーイベントを記録したサービス(=根本原因の可能性があるサービス)を運用者が特定できるようにする。
Zhou et al. [96] の手法(ShiVizを用いたトレース可視化)と同じく可視化ベース分析に分類され、フロントエンドで観測された異常の根本原因を運用者が手動で判断する点で共通する。GMTAはbusiness flow単位のpath比較とエラー伝播チェーンの可視化を独自に提供する点で異なる。
## 関連
- ソース: [[@2021__CSUR__Anomaly Detection and Failure Root Cause Analysis in (Micro)Service-Based Cloud Applications - A Survey - Chapter 4.1 Log-based and Distributed Tracing-based Root Cause Analysis Techniques]]
- 概念: [[分散トレーシング]]