# ERCOT
Electric Reliability Council of Texas。テキサス州の大部分をカバーする独立系統運用者(ISO)で、他の北米インターコネクションから電気的に独立したERCOT Interconnectionを単独で運用する。
## 大規模負荷の連系急増
75MW以上を大規模負荷と定義し(単独負荷施設の新設・増設、共設発電の場合は20MW以上)、Market Notice W-A032522-01に基づく暫定連系プロセスでNERC信頼性基準FAC-002-2への準拠を確認する。2025年4月28日時点で連系待ち行列に2025〜2030年にエネルギー化予定の大規模負荷が136GW存在し、これはERCOTの過去最大ピーク需要(約85GW)を大幅に上回る。大規模負荷のうち相当数が暗号資産マイニングであり、クラウドデータセンター(稼働率99.999%超を重視)に比べ価格応答性が高いとされる。Controllable Load Resource(CLR)プログラムを通じて負荷側にアンシラリーサービス提供の機会を与えている。(Source: [[@2025__NERC__Characteristics and Risks of Emerging Large Loads]])
## 観測された系統事故
2024年、230kV送電線での保護システム誤動作に伴う低電圧が長時間継続した事故で、多様な種類・規模の負荷が消費を削減する事象が発生した。ERCOTではPELであるデータセンターや暗号資産マイニング、石油・ガス施設で送電系統故障に応じた予期せぬ消費削減・負荷損失が多数観測されているが、すべての施設保護がERCOT側に可視化されておらず、ダイナミックモデルにも反映されていない。(Source: [[@2025__NERC__Characteristics and Risks of Emerging Large Loads]])
## 関連
- ソース: [[@2025__NERC__Characteristics and Risks of Emerging Large Loads]]
- 実体: [[NERC]]