# Druid
Druid は OLAP クエリ向けに設計されたオープンソースのカラム型データストアであり、特定の機能セットを担う複数種のノードを含み、ノード間のやり取りが最小化されるよう設計されている(Source: [[@2021__ICDE__TS-Benchmark - A Benchmark for Time Series Databases]] §II-B)。
データは時間period ごとに分離され、格納単位は「セグメント」と呼ばれる。分散ファイルシステム上の永続バックアップ「deep storage」に各セグメントを複製するため、ストレージ空間の消費が拡大する。カラムにはビットマップインデックスが構築され、フィルタ付きクエリの性能向上に大きく寄与する(Source: [[@2021__ICDE__TS-Benchmark - A Benchmark for Time Series Databases]] §IV-D, §IV-F)。
[[@2021__ICDE__TS-Benchmark - A Benchmark for Time Series Databases]](TS-Benchmark、ICDE 2021)の評価(Druid V0.13)では、Druid はカラム型ストレージとビットマップインデックスによりフィルタ付きクエリ(Query 2.2・Query 3・Query 4)で最速の応答時間を示す一方、ストリームデータ処理コンポーネント tranquility が高並行性下で性能が振るわず、データ注入(書き込み)スループットは 4 システム中最下位となる。大規模データセット(284.5GB)では書き込み性能がさらに大きく低下し、64 スレッドで大規模書き込み要求を処理できなくなる。