# Dennis Gabor
## 概要
Dennis Gabor は、University of London の Imperial College of Science and Technology で電気工学の教授職に就いた研究者。ノーバート・ウィーナーの『サイバネティクス』第2版序文において、非線形系(非線形トランスデューサ)をブラックボックス/ホワイトボックスの枠組みで同定・模倣する手法をウィーナー自身やAmar Boseとは別の方法で開発した人物として言及される。(Source: [[@1961__MITPress__Cybernetics - Preface to the Second Edition]] 第2版序文 pp.xi-xii)
## wiki での言及
『サイバネティクス』第2版序文で、Gaborの教授就任講演 "Electronic Inventions and Their Impact on Civilization"(Inaugural Lecture, 1959年3月3日, Imperial College of Science and Technology, University of London)が脚注で引用される。Gaborの手法もウィーナー自身の手法と同じく平均二乗誤差の基準に依存するが、より一般的な形を取り、経験から得た時系列に適用可能だとウィーナーは評価する。乗算装置がGaborの手法でも重要な役割を果たし、Gaborは自身の乗算器の周波数範囲を約1000サイクルまでと主張するが、振幅範囲や精度については明示していないため、ウィーナーはその明示を待つ姿勢を記している。(Source: [[@1961__MITPress__Cybernetics - Preface to the Second Edition]] 第2版序文 pp.xi-xii, p.xiv)
## 関連
- [[ノーバート・ウィーナー]] — 同種の非線形系同定手法を独自に開発した同時代人として言及した人物。
- [[ブラックボックスとホワイトボックス]] — Gaborの手法が言及される概念ページ。
- [[@1961__MITPress__Cybernetics - Preface to the Second Edition]] — 言及元の原典。
## 出典
- [[@1961__MITPress__Cybernetics - Preface to the Second Edition]]