# David N. Blank-Edelman
## 概要
『SREをはじめよう』(*Becoming SRE*, O'Reilly 2024)の著者。長年にわたり USENIX の LISA カンファレンスや SREcon の運営・司会に関わり、SRE コミュニティの多数の実務者と接点を持つ立場から本書を書いた。本書の記述は著者単独の主張ではなく、そうした人脈を通じて集めた現役 SRE・元 SRE のインタビュー引用を骨格に据えている点に特徴がある。
SREcon の共同設立者の1人でもあり、『SREの探求』(*Seeking SRE*, O'Reilly 2018)ではキュレーター/編集者を務めた。同書は SREcon16 Europe での O'Reilly 編集者 Brian Anderson との会話から着想を得た企画で、約40名の寄稿者の声を単一の文体に均質化せず、多様な声・視点をそのまま残す編集方針を採った。(Source: [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Preface はじめに]])
## wiki 内の言及
- [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 1 SREにおけるコンテキストとコントロール]]: 編者として [[Coburn Watson]](当時 Netflix)と対談し、コンテキスト駆動型モデルとコントロールベースモデルの対比、Netflix の技術基盤([[Hystrix]]・[[Spinnaker]])、SRE を「中枢神経系」と位置づける組織論を掘り下げる進行役を務める。
- [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 13 Facebookにおけるプロダクションエンジニアリング]]: 編者として [[Pedro Canahuati]](Facebook Production Engineering 担当バイスプレジデント)と対談し、「プロダクションエンジニアリングとは何でしょうか」という冒頭の問いから、PE の誕生経緯・組織構造・オンコール運用・採用/育成・他組織への一般化可能性までを掘り下げる進行役を務める。
- [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 12 DevOpsとSRE:コミュニティからの声]]: 対談形式ではなく、Web サイトでの公募アンケート調査(2018年2月、34か国から1,165人が投稿)という形で編者を務める。自身の意見や解釈は一切加えず、寄せられた回答を順不同・原文尊重で編集して掲載する方針を採り、これは代表性のある調査ではないが意見の多様性と同質性の両面を示す作業だと位置づける。(Source: [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 12 DevOpsとSRE:コミュニティからの声]] §12.2, §12.3)
- [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 33 まとめ]]: 本書全体の結びを1ページで執筆。本書を終幕ではなく一時休止と位置づけ、読者に本書への感想を同僚や将来の実務担当者と話す・SREconに応募する・ソーシャルメディアで自分に連絡するなど自分らしい形での貢献を呼びかけ、末尾で「SREというテーマが皆さんの会話に上ることを楽しみにしている」と Preface の「会話(conversations)」に回帰して締めくくる。(Source: [[@2021__OReillyJapan__SREの探求 - Chapter 33 まとめ]])
## 関連
- 著書: [[SREをはじめよう]]
- 編著: [[SREの探求]]
- [[Pedro Canahuati]] / [[Coburn Watson]]
## 出典
- David N. Blank-Edelman(山口能迪 訳), 『SREをはじめよう』, オライリー・ジャパン, 2024.
- David N. Blank-Edelman(編), 『SREの探求』, オライリー・ジャパン, 2021.