# Beowulf
Beowulf は、M2COTS の PC を Linux などの自由な OS とメッセージパッシングで束ねたクラスタ型並列計算機の一類型、およびその起源となる NASA のプロジェクトである。1993 年後半に NASA HPCC の地球・宇宙科学プログラムとして GSFC(CESDIS)で始まり、当初は 16 台の 80486 を Ethernet で結ぶギガフロップス級科学ワークステーションを目標とした。1996 年には LANL と JPL/Caltech が約 5 万ドルで持続 1 Gflops 超の系を構築した。
## 主な経緯
- 1996 年 9 月: LANL と JPL/Caltech に約 5 万ドルの 16 ノード系を設置し、200 万粒子の N 体シミュレーションで 1.19 / 1.26 Gflops(SC'96 で 2 系を接続して 2 Gflops 超)
- 1997 年 10 月: 第 1 回 NASA Beowulf ワークショップ(パサデナ)
- 課題: 数百ノードの dreadnought 級では、ネットワークとソフトウェア環境が未成熟
## 関連
- 概念: [[クラスタコンピューティング]] / [[スーパーコンピュータ]] / [[相互結合網]]
- 人物: [[Thomas Sterling]] / [[Donald Becker]]
- 出典: [[@1998__IEEE Aerospace__An Assessment of Beowulf-class Computing for NASA Requirements]]