# Ansible
オープンソースの IT 自動化フレームワーク。SSH/API でリモートホストに接続し、YAML ベースの **Playbook** に書かれたタスクを実行する。命令的スクリプトと異なり、達成手順でなく**望ましいシステム状態**を宣言する宣言的モデルを採る(Appendix C)。
- 特徴: 冪等性(反復実行が安定状態へ収束)/ 抽象化・モジュール性(roles/modules で再利用)/ エージェントレス(被管理ノードへの追加導入が不要)/ スケーラビリティ(inventory で多数インスタンスを一括管理)。
- [[MicroRemed]] では、LLM が診断レポートから生成する**緩和アクションの出力形式**として Ansible playbook を採用。診断と行動の橋渡しを単一の宣言的ワークフローで担い、LLM エージェントが診断結果(故障コンポーネント・故障種別)に応じて動的に playbook を生成・実行する。([[@2025__arXiv__MicroRemed - Benchmarking LLMs in Microservices Remediation]])
- [[@2026__FSE Companion__Leveraging LLMs for Alert Summarization and Mitigation Plan Generation]](AIM)では、緩和計画(自然文)を二次 LLM への入力プロンプトとして Ansible playbook を生成する Plan-to-Code Automation を実装。生成 playbook は実行前に YAML 正当性・namespace 一貫性の軽量な検証を経て、[[Robot Shop]] マイクロサービス上で実行検証される。Task Completion Rate は MicroSS 71.9%・MSDS 18%だが、二値の修復成功率は 25%にとどまり、シェルフォーマットエラー・環境不一致・命名の問題・API コールの幻覚などが失敗要因として報告された。
## 関連
- 本ソース: [[@2025__arXiv__MicroRemed - Benchmarking LLMs in Microservices Remediation]] / [[@2026__FSE Companion__Leveraging LLMs for Alert Summarization and Mitigation Plan Generation]]
- 利用するベンチマーク: [[MicroRemed]] / [[ThinkRemed]] / [[MicroSS]] / [[MSDS]]
- 関連概念: [[障害緩和]]
- 関連 MOC: [[SRE - MOC]]