# Akka Akka は、分散システムの構築によく使用される JVM 向けフレームワークである。[[@2021__OReillyJapan__詳説 データベース - Chapter 9 障害検出]]は、[[障害検出器]]の実装例として Akka を 2 箇所で参照する。 - **デッドライン障害検出機能**: Akka には、ハートビートを使用したデッドライン障害検出機能が組み込まれている。プロセスが固定の時間内で登録に失敗すると、プロセスの障害がレポートされる。この方式は、精度が ping の頻度およびタイムアウトの慎重な選択に依存し、他のプロセスから見たプロセスの可視性を捕捉できないという欠点を持つ。(Source: [[@2021__OReillyJapan__詳説 データベース - Chapter 9 障害検出]] §9.1) - **Phi-Accrual Failure Detector の採用**: Akka は Phi-Accrual Failure Detector[HAYASHIBARA04] を、前述のデッドライン障害検出機能と併用する形で使用している。Phi-Accrual は障害を二者択一でなく連続した確率的尺度 φ として扱い、ネットワーク状態の変化に動的に適応する。この検出方式は Cassandra でも使用されている。(Source: [[@2021__OReillyJapan__詳説 データベース - Chapter 9 障害検出]] §9.2) ## 出典 - Alex Petrov, *詳説 データベース*, オライリー・ジャパン, 2021, 9 章 §9.1「ハートビートと ping」・§9.2「Phi-Accrual Failure Detector」.