# AWS Nitro
AWS Nitro(Nitro System)は、AWS がインフラサービスをサーバ本体から切り出して専用ハードウェア上で実行するために構築したアーキテクチャである。AWS は 2014 年ごろから EC2 のインフラに SmartNIC を巧みに取り込んでいたが、2015 年に Annapurna Labs を買収してインフラサービス向けの専用ハードウェアを本格的に使い始め、これが Nitro アーキテクチャに繋がった。結果としてインフラサービスのほぼすべてがサーバ外で動作するようになり、サーバ自体はゲストのワークロードの実行とその他の軽微な処理だけを担当すればよくなった。(Source: [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 10 SmartNIC、IPU、DPU]] ch.10 §10.2)
Intel の IPU と同様に、Nitro もインフラ機能をサーバから追い出すことでサーバを 100% ゲストに割り当てられるようにするものと位置づけられている。VMware Cloud on AWS はこの構造を利用し、VMware のハイパーバイザ(およびその他のソフトウェア)がサーバ上で実行される一方、Nitro が提供する AWS のインフラがリソース割り当てや仮想ネットワーキングなどを管理する。(Source: ch.10 §10.3)
## 関連
- [[スマートNICオフロード]] / [[ソフトウェア定義ネットワーク]]
- [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 10 SmartNIC、IPU、DPU]]
## 出典
- [[@2026__LambdaNote__ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること - Chapter 10 SmartNIC、IPU、DPU]](ch.10 §10.2, §10.3)