# 稲見昌彦 東京大学先端科学技術研究センター教授。[[テレイグジスタンス]]・VR・ハプティクスを専門とし、[[舘暲]]研究室での体験を契機に研究人生が始まった。[[サイバネティクス]]の系譜を継承しながら、AI時代の人間とループの関係を論じている。 ## 所属・役職 - [[東京大学先端科学技術研究センター]](教授) ## 経歴・背景 - [[舘暲]]研究室で TELESAR ロボットを体験し、霹靂(へきれき)を感じたことが研究の転機となった(`Source: [[@2026__note.com__ループのボトルネックは、人間だ]]`) - [[サイバネティクス]] → [[舘暲]]研究 → VR・ハプティクス → AI協働という知的継承の系譜上に位置する ## 主要な主張・概念 - 科学者の役割は「真理の発見者から真理の翻訳者へ」転換する(Source: [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]]) - 「情動革命」が感情労働からの解放として次の文明的転換をもたらす(Source: [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]]) - 「推しの山」概念:森政弘の「不気味の谷」に対置させた概念。人間はAIが人間を超えると応援対象ではなく道具とみなすようになる(Source: [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]]) - [[Human-out-of-the-loop]]:人間の消滅ではなく「操作者」から「応答者」への役割転換 - [[情報顕微鏡]]:AIループを非侵入的に感知するための概念装置 - [[バイブコーディング]]の体験から、人間がループのボトルネックになるという逆説を提唱 - [[モナド論]](ライプニッツ)の現代的読み直し:「窓を持たないのはAIではなく人間」 - [[inside the loops]]:「out of the loop」は単一支配ループからの離脱であり、人間は無数の小ループに囲まれた内側(inside the loops)に移行する(Source: [[@2026__note.com__Out of the Blue]]) - [[See-through]] と [[Feel-through]] の対比:視覚的透明性は媒質の不在、触覚的透明性は媒質の存在を条件とする - [[光学迷彩]]:再帰性反射材を使って遮蔽物を「消す」See-through の技術的実現(稲見研究室) - [[調律]](チューニング):注意・予測・身体信号・時間感覚のパラメータを外部から書き換えるプロセス ## 関連ページ - [[東京大学先端科学技術研究センター]] - [[舘暲]] - [[テレイグジスタンス]] - [[Human-out-of-the-loop]] - [[情報顕微鏡]] - [[サイバネティクス]] - [[バイブコーディング]] - [[モナド論]] - [[inside the loops]] - [[See-through]] - [[Feel-through]] - [[光学迷彩]] - [[拡張現実感]] - [[調律]] ## 出典 - [[@2026__note.com__ループのボトルネックは、人間だ]] - [[@2026__note.com__Out of the Blue]] - [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]](2026-02-05)— 連作「科学の終焉と、新しい科学の始まり」第一部