# ノーバート・ウィーナー **ノーバート・ウィーナー**(Norbert Wiener, 1894–1964)はアメリカの数学者。[[サイバネティクス]]の創始者として知られる。 ## 概要 MITの数学者。1948年に著作『サイバネティクス——動物と機械における制御と通信』を発表し、フィードバックループが生物と機械に共通する原理であることを数学的に記述した。この業績が情報理論・制御工学・認知科学に広範な影響を与えた。 ## 主要業績 - **『サイバネティクス』(1948年)**: フィードバックループを生物と機械に共通する原理として数学的に定式化。Human-out-of-the-loop の理論的基盤となった。 - 確率過程・調和解析における業績(ウィーナー過程など) ## wiki での言及 [[稲見昌彦]]の論考 [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]] において、サイバネティクスの発表(1948年)が「人間がループから退場するための理論的基盤になった」と位置づけられている。 [[@2026__note.com__Out of the Blue]] において、東京大学計数工学科システム情報工学コースが「ネオ・サイバネティクス」を掲げてウィーナーの系譜を継承し、[[稲見昌彦]]が観測・判断・介入のループを扱う講義を担当していることが言及される。 ## 関連 - [[サイバネティクス]] — 創始した学問領域 - [[Human-out-of-the-loop]] — サイバネティクスが理論的基盤を与えた概念 - [[inside the loops]] — ウィーナー的フィードバック制御論の延長上の概念 ## 出典 - [[@2026__note.com__科学の終焉と、新しい科学の始まり]] - [[@2026__note.com__Out of the Blue]]