# カオスコミュニティデー(Chaos Community Day) ## 概要 [[Netflix]] はシニアエンジニアしか採用しない方針だったため、カオスエンジニアを採用するには該当分野で経験のある人たちの社外コミュニティが必要だった。[[Casey Rosenthal]] はこの問題を解決するため、2015年秋に招待制のカンファレンス「カオスコミュニティデー」を立ち上げた。初回はサンフランシスコの [[Uber]] のオフィスで開催され、約40名が参加した。参加企業は Netflix・Google・Amazon・Microsoft・Facebook・DropBox・WalmartLabs・Yahoo!・LinkedIn・Uber・UCSC・Visa・AT&T・NewRelic・HashiCorp・PagerDuty・Basho。プレゼンテーションは記録されず、参加者が障害対応やマネジメント層の説得に苦労した話をオフレコで議論できるよう設計された。(Source: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Introduction カオスの誕生]]「コミュニティの誕生」) 初回開催の目的の1つは、他社を刺激して「カオスエンジニア」ロールに特化した採用を促すことであり、実際に達成された。あるAmazonのマネージャーは初回参加の翌日、社内でカオスエンジニアのチーム結成をマネジメント陣に説得したと公表している。2016年の第2回はシアトルの Amazon Blackfoot オフィスタワーで開催され、参加者は60名に増加した(発表企業: Netflix・Amazon・Google・Microsoft・Visa・Uber・Dropbox・Pivotal・GitHub・UCSC・NCSU・Sandia National Labs・Thoughtworks・DevJam・ScyllaDB・C2・HERE・SendGrid・Cake Solutions・Cars.com・New Relic・Jet.com・O'Reilly)。2017年、[[Casey Rosenthal]] と [[Nora Jones]] はサンフランシスコの Autodesk オフィス(1 Market Street)で第3回を企画し、150名以上が参加した。Casey は初期のカオスコミュニティデーで、当時 Jet.com に勤めていた Nora と出会っており、その後 Nora は Netflix のカオスエンジニアリングチームへ移った。(Source: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Introduction カオスの誕生]]「コミュニティの誕生」) ## 関連 - 概念: [[カオスエンジニアリング]] - 実体: [[Netflix]] / [[Casey Rosenthal]] / [[Nora Jones]] / [[Uber]] - 関連章: [[@2022__OReillyJapan__カオスエンジニアリング - Introduction カオスの誕生]] ## 出典 - Casey Rosenthal, Nora Jones, 「イントロダクション:カオスの誕生」, Casey Rosenthal・Nora Jones 編『カオスエンジニアリング ― 回復力のあるシステムの実践』, オライリー・ジャパン, 2022, イントロダクション.