# SRE論文 ## 定義 SRE論文とは、[[SRE]]に関連する問題・技術・実践を扱う学術論文を、実務で探索・読解するためにまとめた呼称である。この用語と範囲は [[坪内佑樹]]による講演上の独自の整理であり、確立した学術分野名ではない。 対象は、SLI/SLO、Observability、インシデント管理などの直接的な SRE 論点だけでなく、ソフトウェア工学、システムソフトウェア、信頼性工学、ネットワーク、データベース、クラウドコンピューティングに散在する。探索の実務では、未普及技術論文を実装・適用のアイデア源として扱う。(Source: [[@2023__SRE NEXT 2023__エンジニアのためのSRE論文への招待]]) ## 探索と読解 - **探索**: 国際会議のプログラム、論文検索エンジン、引用・被引用関係を使い、関心のある一本から関連論文をたどる。 - **選別**: 探索時はタイトル・要約・図表を中心に速読し、読む価値を早く判断する。 - **精読**: 実装・適用を検討する論文では、Introduction、実験環境と条件、結果、Discussion、コード・データ公開状況を確認する。 - **記録**: 論文固有の前提と論文間の関係を保つため、個別ノートと地図を作る。 ## 横断的知見 現時点の直接ソースは 1 件である。SRE の学際性は単一の検索語や会議への依存を危うくするため、検索・引用追跡・会議巡回を分けるという実務的な探索設計が必要になる。(Source: [[@2023__SRE NEXT 2023__エンジニアのためのSRE論文への招待]]) ## 未解決の問い - SRE 論文の範囲を再現可能に定めるには、どの分野・会議・引用ネットワークを最小セットとして扱うべきか。 - 未普及技術論文を実装・適用へ移す際、特許、公開実装、評価環境、運用コストをどの順序で評価すべきか。 - 個人の論文ノートを、共同で維持できる知識地図へどう拡張できるか。 ## 関連 - [[SRE]] — 実務・研究の中心領域 - [[Meaningful Availability]] — 講演で例示されたユーザー視点の可用性指標 - [[structures/SRE - MOC]] — SRE 関連の MOC ## 出典 - [[@2023__SRE NEXT 2023__エンジニアのためのSRE論文への招待]]