# Reliability Map (r9y.dev)
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## 定義
[[Aaron Bowden]](Google Cloud Professional Services)が開発・主導するオープンソースプロジェクト。SRE に関連するケイパビリティ(能力・実践)を、ゲームの「テック・ツリー」(Civilization 等)になぞらえてマップ化したものである。`map.r9y.dev` で公開されており、GitHub 上でコミュニティ参加を受け付けている。
各ケイパビリティは**カード**として表現され、以下の3要素を持つ:
1. **What & Why** — そのケイパビリティが何であり、なぜ必要か
2. **How to Acquire** — 採用(adopt)・構築(build)・購入(buy)のいずれか
3. **Prerequisites** — 前提となる先行ケイパビリティ・関連用語
SREcon22 APAC(2022年12月、シドニー)で公開紹介された([[@2022__SREcon22 APAC__Introducing the Reliability Map – r9y.dev]])。発表時点でまだ作業中(WIP)であり、コンテンツの一部は未記入だった。
## 横断的知見
(現時点では単一ソースのため、追加ソース取り込み後に更新)
- ケイパビリティを「採用・構築・購入」の3択で分類する枠組みは、既存のトイル削減・自動化優先の SRE ブック哲学と相補する。SRE ブック([[SRE]])は「なぜ」を教えるが、どのケイパビリティを「次に解禁するか」という実装順序は示していない。Reliability Map はその実装順序の抜けを埋めようとする(Source: [[@2022__SREcon22 APAC__Introducing the Reliability Map – r9y.dev]])。
- SRE 導入支援の現場(Google Cloud Professional Services)から生まれたプロジェクトであり、「組織ごとのコンテキスト抽出」を重視する点で、一般的なベストプラクティス集とは異なる設計哲学を持つ。
## 未解決の問い
- 現在(2026年時点)の r9y.dev のカバレッジと成熟度は?発表後3年以上経過しており、WIP 状態が解消されているか。
- ケイパビリティの依存グラフ(技術ツリー)の全体構造はどのようなものか?どのケイパビリティが根幹となるか。
- SRE 成熟度モデル(SRE Benchmark 等)との位置づけ・関係性は?
- Google 以外の組織や異なるクラウド環境での適用事例はあるか?
## 関連
- [[SRE]] — 本マップが扱う全体領域
- [[Design for Reliability]] — 信頼性設計の隣接概念
- [[SRE組織変革]] — ケイパビリティ導入に伴う組織変革
- [[SRE Benchmark]] — 成熟度測定の別アプローチ
- [[Aaron Bowden]] — 開発者・主導者
## 出典
- [[@2022__SREcon22 APAC__Introducing the Reliability Map – r9y.dev]]