# After Action Review ## 定義 After Action Review(AAR)とは、post mortem(死を想起させ技術の故障のみに焦点が狭い用語)や Root Cause Analysis(RCA、単一の根本原因を探す点で簡略化しすぎた手法)に代えて、技術の故障原因だけでなく人の対応も非難抜きで評価する統合プロセスを指す語である。AAR が集めるべきは説明(why)ではなく記述(how/what/when)であり、単一の「客観的に正しい説明」は存在せず、複数の視点を三角測量して初めて真の学びが得られる(John Allspaw の言葉を引用、[[@2017__OReilly__Incident Management for Operations - Chapter 6 After Action Review (AAR)]] p.125-127)。人的要因の評価は TALENT(training・accountability・leadership・empowerment・notification)というフィルターで行われ、インシデント発生から結果確定までの理想的な時間は1週間以内とされる(同 p.132, p.141-147)。 ## 未解決の問い - 組織がどのように必要な変更・修正対応・改修を実施するかは「本書の範囲を超える」として章は明示的に扱いを保留する([[@2017__OReilly__Incident Management for Operations - Chapter 6 After Action Review (AAR)]] p.142)。 - TALENT の5要素に trust(信頼)がどう正式に位置づけられるかは、章中では付随的に触れられるのみで体系的には整理されない(同 p.145-147)。 ## 未編纂の観察