# AECケーブル ## 定義 Active Electrical Cable(AEC)は、電気信号を DSP(Digital Signal Processing)で増幅・補正することで伝送距離を伸ばした銅線ケーブルである。ケーブル素材は Passive Direct Attach Cable(DAC)と同じ銅(カッパー)だが、DAC と異なりモジュール部に DSP を内蔵する点が特徴で、DSP による信号劣化の補正により DAC より長い距離を張れる。DSP を内蔵する点は Active Optical Cable(AOC)と共通するが、AOC が電気/光(OE)変換を伴うのに対し AEC は電気信号のみで完結するため OE 変換分の消費電力を抑えられる。(Source: [[@2025__SpeakerDeck__SONiCで800G AECケーブルを検証してみた]] p.5) ## 横断的知見 現時点では単一ソースのみ。2ソース目以降に横断的知見を積み増す。 ## 未解決の問い - AEC ケーブルの最大長7mという制約は業界共通の物理限界(DSPによる信号補正の限界)か、特定ベンダー・特定規格世代固有の制限か。将来世代のDSPで延伸される見込みはあるか。 - AEC は CMIS 準拠によりベンダー間の相互接続性を持つとされるが、[[@2025__SpeakerDeck__SONiCで800G AECケーブルを検証してみた]] で確認された「一部 SONiC 実装で Tx Output Controls が意図せず無効化される」問題は、AEC 固有の現象か、CMIS 対応の光トランシーバーでも起こりうる汎用的な SONiC 実装課題か。 - AEC・DAC・AOC・光トランシーバー(FRO/LRO/LPO/CPO、[[光トランシーバー電力方式]])を消費電力・伝送距離・コストの3軸で並べたとき、AEC はどの距離帯・用途でどの選択肢に対して優位に立つか。 ## 関連 - 概念: [[光トランシーバー電力方式]](DSP搭載範囲による光トランシーバーの電力方式。AECは電気ケーブルという別軸でOE変換省略により消費電力を抑える) / [[CMIS]](AECケーブルの管理・制御インターフェース仕様) / [[SONiC]](AECケーブルを接続するスイッチのネットワークOS) - ソース: [[@2025__SpeakerDeck__SONiCで800G AECケーブルを検証してみた]] ## 出典 - [[@2025__SpeakerDeck__SONiCで800G AECケーブルを検証してみた]]