# 有界な陳腐化 ## 定義 有界な陳腐化(bounded staleness)は、読み取りが返す値の古さに上限 Δ を課す一貫性の性質である。Δ-原子性は、書き込みの完了応答から Δ 時間単位のうちに更新が可視になることを求める。Δ を小さくするほど鮮度が上がり、キャッシュや複製で得られる遅延の利得は減る。 (Source: [[@2017__VLDB__Quaestor - Query Web Caching for Database-as-a-Service Providers]]) ## 未解決の問い - クライアントが選ぶ Δ と、データベースの整合窓 ΔDB、無効化の遅延 ΔInvalidation を合わせた上限を、実運用の負荷でどこまで小さくできるか。 ## 未編纂の観察 - Quaestor は、EBF の更新間隔で Δ を決める。実際の保証は (Δ + ΔDB + ΔInvalidation)-原子性であり、Δ を Δ − ΔInvalidation に調整して補う。シミュレーションでは CDN の陳腐化は 0.1%未満で、クライアントの陳腐化は更新間隔が 1 秒から 50 秒に伸びるにつれ増え、読み取りのヒット率(最大 60%)とクエリのヒット率(最大 95%)で頭打ちになる。 (Source: [[@2017__VLDB__Quaestor - Query Web Caching for Database-as-a-Service Providers]]) ## 関連 - ソース: [[@2017__VLDB__Quaestor - Query Web Caching for Database-as-a-Service Providers]] - 概念: [[Webキャッシュ]] / [[ブルームフィルタ]] / [[結果整合性]] ## 出典 - [[@2017__VLDB__Quaestor - Query Web Caching for Database-as-a-Service Providers]]