# 持続的適応性
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## 定義
持続的適応性(sustained adaptability)は、層状ネットワークであり、より大きな層状ネットワークの一部でもあるシステムの適応能力を、長い時間スケールにわたり調整して、将来の驚きへの適応を維持し続ける能力である。生物学の進化可能性や、制御工学の新しい種類の安定性に相当する。問いは 3 つに整理される。(1) 持続するネットワークと持続しないネットワークを分ける統治・アーキテクチャ特性は何か、(2) 持続する構造を設計する原理と技法は何か、(3) 成功をどう確認するか(Source: [[@2015__RESS__Four concepts for resilience and the implications for the future of resilience engineering]])。
## 未編纂の観察
- 適応システムは基本的な制約とトレードオフに縛られ、複数のトレードオフのなかで位置を調整するアーキテクチャ原理が探究の中心になる。人間の系では、ポリセントリックな統治(バリ島の水管理など)が共有地の悲劇を回避した例として引かれる。ライフサイクルを通じて前提の破れ、利用文脈の変化、適応不足を人が埋める事態、優雅な拡張性の増減が繰り返し起きる。(Source: [[@2015__RESS__Four concepts for resilience and the implications for the future of resilience engineering]])
## 未解決の問い
- 持続的適応性を持つと言えるかを、事前にどのように確信をもって評価できるか。どのトレードオフが人間の系に固有で、生物・物理の系と異なるか。
## 関連
- 概念: [[レジリエンス]] / [[レジリエンスエンジニアリング]] / [[グレースフルエクステンシビリティ]] / [[トレードオフ意思決定]] / [[複雑システム障害論]]
## 出典
- [[@2015__RESS__Four concepts for resilience and the implications for the future of resilience engineering]]