# 存続可能性から生成する力へ Navigation: [[index]] | [[concepts/_index]] ## 定義 [[安宅和人]]が以前から論じてきた「持続可能性の前に存続可能性がある」という主張(そもそも生き続けられないものを持続可能にはできない)に、発酵の視点がもう一つの次元を加えたものである。持続可能性は状態を保つことを問い、存続可能性は変化しながら生き続け更新し新しいものを生み出せるかを問う。発酵が葡萄をそのまま保存するのではなく葡萄をワインへ変えるように、生きた場所は残ることや止まらないことを超えて、新しい価値を生み続ける「生成する力」を持たなければならない。(Source: [[@2026__hatenablog__価値はスケールしない、発酵する。]]) ## 論点 - 人口が減り薄くなっていく場所に必要なのは、まずその場所が生き、何かを生み出せることである。その後に初めて「残すに値するもの」が生まれる。 - 順番を逆にすれば、高い費用をかけて丁寧に維持されるが何も生まれない空間が残るだけになる。 - 未来はただ建設されるものでも、スケールさせれば生まれるものでもなく、「醸される」ものである。 ## 横断的知見 (2 ソース目以降に蓄積する。現時点は単一ソース由来。) ## 未解決の問い - 「生成する力」の有無を、地域政策の評価指標としてどう定量化・可視化できるか。 - 持続可能性・存続可能性・生成する力という3層構造は、既存の地方創生指標(人口動態・財政指標等)とどう対応づけられるか。 ## 関連 - [[四資本の時計]] - [[価値生成の膜モデル]] - [[安宅和人]] ## 出典 - [[@2026__hatenablog__価値はスケールしない、発酵する。]]