# 周波数キャッピング ## 定義 周波数キャッピング(frequency capping)は GPU の SM/CU 周波数に上限だけを課し、その上限以下では電源管理コントローラが DVFS を続ける方式である。周波数ピニング(frequency pinning)が特定周波数へ固定するのに対し、キャップはより柔軟で、電力制約下の HPC クラスタでスパイク抑制と効率改善に使われる。(Source: [[@2026__POMACS__Minos - Systematically Classifying Performance and Power Characteristics of GPU Workloads on HPC Clusters]]) ## 未解決の問い - PowerCentric(スパイク上限優先)と PerfCentric(性能劣化上限優先)をクラスタ全体の電力予算とジョブ SLO にどう自動割当てるか。 - NVIDIA クラスタでも管理者権限なしで同等のキャップ評価を再現できる計測経路はあるか。 ## 未編纂の観察 - **キャップとピンは同じ周波数でもスパイク CDF の形が異なり、キャップの方が逸脱振幅を抑えやすい例がある**: Minos は MI300X 上で 1300–2100 MHz をスイープし、同一電力クラス内でも利用率クラスが違えばスケーリングが変わること、および未見ワークロードへ最近傍のスケーリング曲線を転用すればスイープを約 89–90% 削減できることを示す。(Source: [[@2026__POMACS__Minos - Systematically Classifying Performance and Power Characteristics of GPU Workloads on HPC Clusters]])