## 定義
メタテクニックとは、コンピュータアーキテクチャ・OS・分散システム・データベース・ネットワーク・ソフトウェア工学など、情報科学の個別分野を横断して繰り返し現れる基本的な設計技法を指す。[[中野淳]]は「情報科学における18のメタテクニック」で、キャッシング・パイプライニング・投機的実行・並列化・仮想化・トランザクションなど18個をこの枠組みで列挙し、各技法を「着想(なぜ有効か)」と「代表例」の対で整理した。技法間に厳密な階層や相互排他性はなく、並列的な列挙として提示される(Source: [[@2015__SlideShare__情報科学における18のメタテクニック]])。
## 横断的知見
(現時点で本 concept に紐づくソースは1件のみ。複数ソース間の突き合わせによる知見は未蓄積。)
## 未解決の問い
- 18のメタテクニック相互の依存・対立関係(例: 「結合 vs. 分離」と「多階層・クラスター化」は分離を促す点で整合するが、「キャッシング」は局所的な結合を強める側面がある)は資料内で体系的に論じられていない。分類軸を再整理できるか。
- 本資料は2015年時点のアーキテクチャ寄りの例が中心。分散 ML システム・GPU 通信など本 vault の他 concept([[集合通信]]・[[GPU起動型ネットワーキング]]等)にこの技法群を当てはめ直すとどのような対応が見えるか。
- 他の類似分類(例: システム設計原則を列挙する教科書・論文)と本資料の18項目を突き合わせ、共通して現れる技法と本資料特有の技法を切り分けられるか。
## 関連
- [[@2015__SlideShare__情報科学における18のメタテクニック]](初出ソース)
- [[中野淳]]
- 個別技法に対応する既存 concept(単一ソースの浅い言及のため横断的知見への統合はせず、発見性のための参照に留める): [[メモリ階層とキャッシュ]]、[[パイプライン処理]]、[[コンテナ仮想化]]、[[分散トランザクション]]、[[クォーラムベースレプリケーション]]
## 出典
- [[@2015__SlideShare__情報科学における18のメタテクニック]]