[Redis persistence | Redis](https://redis.io/docs/management/persistence/) Redisのデータの永続性はオプションにより制御可能である。データ消失を最大限防ぎたいのであれば、RedisサーバのAOFオプションを選択した上で、`appendfsync always`オプションを選択することで、書き込みのたびにディスクに同期書き込みさせます。一方で、書き込み速度は大きく低下する。RedisのAOFデフォルトオプションである`fsync every second`が永続性と速度のバランスのよいトレードオフとされている。 永続性の2種類のオプションAOFとRDB(RedisDatabase)の両方を有効化することもでき、Redisの公式ドキュメントによると、次のように記述されている。yuuk1の経験上でもこれを採用してきている。 > AOFを単独で使用するユーザーも多いようですが、データベースのバックアップや高速な再起動、AOFエンジンにバグが発生した場合などに、RDBのスナップショットを随時取得することは非常に有効な手段であるため、私たちはこれを推奨しています。 ちなみに、このようなAOFとRDBのような先行ログ書き込みとフルバックアップの組み合わせは、RedisだけでなくリレーショナルDBの永続性でも同様の議論になります。AOFのfsyncオプションはMySQL InnoDBのinnodb_flush_log_at_trx_commitとほぼ同等である。 Redisのクライアントからディスクまでの書き込みの全体像と、PostgreSQLやMySQLと比較したさらに詳細な永続性の議論はRedis作者であるantirezが記事を書いている。[[Redis persistence demistified]]