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## スライド
![[okabelab_meeting_202206.pdf]]
## アウトライン
- 進捗サマリ
- 5月研究会での報告
- 線形回帰の残差和を基にした異常検知の手法とその実験結果
- 今日の報告
- 最近は研究以外の仕事が増えてきて、あまり進められていない…
1. 線形回帰の残差和を基にした異常検知の妥当性
2. 2つ目の実験用アプリケーションの構築
- フェーズ1の前提
- 時系列の期間は、30分から1時間程度を想定(先行研究と同等)
- 時系列長は 120〜240点
- 季節性成分を含まない
- 単変量時系列のオフライン異常検知(与えられた時系列が異常を含むかを判定)
- 1つの時系列に含まれる異常は1つと仮定。
- 13種類の異常パターンがある。
- 組み合わせ
- 振動
- 線形トレンド推定の残差和に基づく異常検知
- 正常 と 異常部分を分離し、正常部分に仮定できるモデルがあるか?
- 理論的妥当性の説明
- 仮定③より、1つのモデルでモデル化することが難しい
- 仮定①より、1ヶ月あるいは1年の時系列の非線形の変動のうち、直近の短期間の性質をみるために、正常な系列に対しては、線形近似可能と仮定
- 線形トレンド定常性モデル $y_t = at + b + \epsilon_t$ からの逸脱度合い
- 「点異常」の検知だと振動に弱くなる
- 「範囲異常」の検知をしたい
- 連続した「点異常」を検出したい。ただし、顕著な「点異常」は検出したい。
- トレンド定常性モデルを用いながら、「範囲異常」を検知するには、推定線と実測線の交点が成す区画の残差和を異常度とする
- 「範囲異常」検知の古典では、スライディングウィンドウを設けるため、ウィンドウサイズのパラメータが必要
- 制約
- 一般の時系列異常検知における、振動パターンの変化はとらえられない
- 異常区間内に振動があり、かつ振幅が大きいケースでは、残差和が小さくなる
- データを増やす
- [[TrainTicket構築]]
- まとめ
-
## TO-DO
- [x] TrainTicketの構成図を書く