## Memo ## Memo with LLM ## Abstract オペレーティングシステムは、データ管理システムに近い機能を提供しなければならないが、既存のクエリー機構はアドホックで特異なものである。この問題に対処するため、我々はオペレーティングシステムカーネルにリレーショナルインターフェースを採用することを主張する。先行研究でも同様の提案がなされているが、我々のアプローチは、既存の量産可能なオペレーティングシステム上で段階的に採用できるという点でユニークである。本論文では、インクリメンタル・アプローチを具体化したOSDBと呼ばれるプロトタイプ・システムの進捗状況を紹介し、データ・モデルや並行性制御メカニズムなど、設計の主要な側面について議論する。ネットワーク使用量モニター、ロードバランサー、ファイルシステム・チェッカー、ネットワーク・デバッグ・セッションの4つの使用例と、本アプローチの低オーバーヘッドを実証する実験を紹介する。