## Memo - リソースを追加したSLOをみたせるように回復させる前提 - SLOとelastic strategiesの分離 - メトリクスの合成 ## Abstract サービスレベル目標([[SLO]])は、アプリケーションに提供されるリソースをいつ、どの程度変更すべきかを決定することで、クラウドアプリケーションの弾力性を導くものです。SLOを評価するには、アプリケーションやシステムで直接測定できるメトリクスが必要になります。このようなメトリクスやSLOを実装し、弾力性のある戦略を起動し、アプリケーションをデプロイするユーザが設定できるようにするには、柔軟なミドルウェアが必要です。本論文では、柔軟性を高めるためにSLOと弾力性戦略を切り離しながら、SLOを定期的に評価し、弾力性戦略を起動するためのオーケストレータに依存しないSLOコントローラと、低レベルのメトリクスを取得し、それらを高レベルのメトリクスに合成するためのプロバイダに依存しないサービスを提供するミドルウェアを紹介します。このミドルウェアは、[[Kubernetes]]上にデプロイされたアプリケーションのコスト効率の良いSLOを特徴とする、動機付けとなるユースケースを実装することで評価します。 [[2021__CLOUD__A Novel Middleware for Efficiently Implementing Complex Cloud-Native SLO__translations]]