## Memo
## Memo with LLM
## Abstract
本稿では、FacebookのエンドツーエンドのパフォーマンストレースインフラストラクチャであるCanopyについて紹介する。 Canopyは、ブラウザ、モバイルアプリケーション、バックエンドサービスなど、リクエストのエンドツーエンドの実行経路にわたって、因果関係のあるパフォーマンスデータを記録します。 Canopyはトレースをほぼリアルタイムで処理し、ユーザーが指定した特徴を導き出し、何十億ものリクエストを集約したパフォーマンスデータセットに出力します。 Canopyを使用することで、Facebookのエンジニアはリアルタイムでパフォーマンスデータをクエリし、分析することができます。 Canopyは、Facebookスタックのさまざまなコンポーネントで使用されるさまざまな実行とパフォーマンスモデルをサポートすること、パフォーマンスデータのインタラクティブなアドホック分析をサポートすること、そしてトレースのサンプリングから特徴の抽出と可視化まで、ユーザーによる詳細なカスタマイズを可能にすることです。 Canopyは現在、1日あたり10億以上のトレースを記録・処理しています。 Canopyがどのように進化して様々なシナリオに適用できるようになったか、また様々なパフォーマンス上の課題を解決するためにCanopyを使用したケーススタディについて紹介します。