計算能力により、既存のネットワークのその接続体と規模、複雑さを変容させ、全く新しいネットワークを形成する。そのネットワーク内に内在する計算能力を使って、さらに新しいネットワークを形成する。
インターネット(the Internet)とクラウドにより、ラジオ・テレビジョンを主体とする1対多の一方向ブロードキャストネットワークから、個人が他者へブロードキャスト可能なチャンネルをもつ無数の1対多の多層ネットワークが形成された。インターネットが「ネットワーク」、クラウドが「計算能力」を指す。クラウドはコンテンツを誰にブロードキャストするかを計算とデータにより決定する。IoTでは、インターネットの接続体として、サーバとモバイルデバイス以外の、観測デバイスへと拡張された。
今後もこのようなネットワークの変容を起こし続けることを目指す。
攻殻機動隊のネットの海。下部構造から上部構造への移行。
[なぜか心に残る攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGのクゼの話 : TORIMIND LIFE](http://torimind.doorblog.jp/archives/1200727.html)
SREの場合は、あらゆる個人が自身でアプリケーションを製作可能とするために、オンラインサービスの信頼性を事業者のみが制御するのではなく、個人が直接的かつ適応的に制御することを目指す。1対多で一方的に信頼性目標が決定されるのではなく、個々人が必要とする信頼性の程度を共有資源の都合に応じて最適化される。計算は個々人と個々人がもつ計算機的エージェントの集合体がネットワークを通じて行う。これもシステムの信頼性の在りようを決定するためのネットワークの変容といえる。
https://chat.openai.com/share/e068dbc0-d194-4d7d-8f55-ad52ef9804dd