[[Last9]]のブログより [The origin of Service Level Objectives | Last9 SRE Platform](https://blog.last9.io/the-origin-of-service-level-objectives/) <blockquote class="twitter-tweet" data-theme="dark" data-dnt="true" align="center"><p lang="ja" dir="ltr">SLOの起源に関する記事おもしろかった。高速道路や下水道の信頼性について、1984年から議論されているとのこと。共通するのは、材料の品質と顧客幸福度の2つを区別してそれぞれの指標を計測すること。 / The origin of Service Level Objectives | Last9 SRE Platform <a href="https://t.co/Iq4sNzVYhU">https://t.co/Iq4sNzVYhU</a></p>&mdash; yuuk1 (@yuuk1t) <a href="https://twitter.com/yuuk1t/status/1499196030424088579?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> **1984年** - 高速道路の性能を測る客観的な基準がないことに気がついた 1.ASSET QUALITY INDEX: - 材料の品質、工学設計、道路の磨耗などに依存する、性能の絶対的な尺度があるべきである。 - 資産品質(この場合は高速道路)は常に劣化し、メンテナンスコストも高いため、それ以下では「劣化している」と判断し、立ち会わなければならない絶対的な臨界閾値を定義することが重要。 - 現最も一般的なのは、世界的に認められている国際ラフネス指数。 - 道路の品質に基づいて、どれだけスムーズに走れるかを定義するための指標。 2.CUSTOMER HAPPINESS INDEX: - 資産性能の床以上に、顧客がいかにその資産に満足し続けるかを理解することも必要である。米国の高速道路マニュアルの場合、これは平均渋滞、平均車速、交通密度などの要因につながった。また、ピーク時のタイミングなど季節的な要素を導入することで、さらに複雑にすることができる。 この2つの指標は、道路やインフラなどの重機資産管理業界でよく使われる「LEVELS OF SERVICE」という言葉につながる。 したがって、この用語は、建設業者が提供するあらゆるサービスの性能を定義するために使用される(我々のソフトウェアの世界に近づいている、頑張れ!)。 下水道管理業界では、同じようなサービスレベルの概念が使われている。 1. ASSET QUALITY:パイプあたりのひび割れ数 (断面積、肉厚、パイプの材質などで標準化されている。) 2. 顧客満足度指数:水洗が機能した回数。(6ヶ月に1回の故障は許容範囲だと思いますが、ご了承ください。) ## SLOに置き換える **2022年** - 今日、SLOを使用する目的は、かつて賢明な人々がサービスレベルを使用していたのと同じである。 1. Asset quality: 関係する材料の絶対的な尺度を定義する要素。通常、それがサービスを提供するトラフィックに関係なく、基礎となるインフラストラクチャである。 2. Customer happiness index: 顧客の幸福を定義する要素(あるいは、社内技術チームにとってはビジネスも顧客であることから、ビジネスの目標も)。これらの要素は常にアウトサイドインで、つまり顧客が体験するように測定される必要がある。これは、「サーバーではなく、サービスを監視せよ」。これは、可用性、レイテンシー、スループットなどの要素に関するSLOにつながる。 チートシート ![[Pasted image 20220303101057.png]] ## Summary - 基礎となるインフラを定義する要素を測定しているか?(資産品質指数) - 私は、顧客の幸福を決定する特性を測定しているか?(顧客幸福度指数)