[[発想法 改版]]では、
> ... 論理学的には、いろいろな資料から、なにか新しいアイデアをひっぱりだすという意味で使われるわけだ。あるいはモヤモヤとした情報群の中から、いっそう明確な概念を掴みだしてくる意味あいがある。
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[Abductive reasoning - Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Abductive_reasoning)
帰納推論(アブダクション、[1] abductive inference、retroduction[2]とも呼ばれる)は、19世紀後半からアメリカの哲学者チャールズ・サンダース・ペアースによって定式化・発展させられた論理的推論の一形態である。ある観察または一連の観察から始まり、その観察から最も単純で最も可能性の高い結論を求めるものである。このプロセスは、演繹的推論とは異なり、もっともらしい結論は得られるが、それを積極的に検証することはない。したがって、帰納的な結論は、不確実性や疑いの余地を持つものとして認定され、「入手可能な最善の」あるいは「最も可能性の高い」といった後退した言葉で表現される。アブダクションと最良の説明への推論という言葉の使い方がすべて正確に一致するわけではないが、アブダクション推論は最良の説明への推論と理解することができる[3]。
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> [[ベイズ統計]]学では、abductive reasoningを適切に利用することで、[[事前分布]]の有用な情報源とすることができる。
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個別の事象を最も適切に説明しうる仮説を導出する論理的推論
[アブダクション - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
> アブダクションは、結論bに規則「a ならば b である」を当てはめて仮定 a を推論する。帰納が仮定と結論から規則を推論するのに対し、アブダクションは結論と規則から仮定を推論する。アブダクションは、推論した仮定が真であることを保証しない。