アイデアの萌芽を整理し、価値仮説のアウトプットとして昇華したい。
## アイデア整理の問題意識
0. 価値のあるプロダクトを考えたい
1. 現実の観察をもとにした、課題抽出と解決策の萌芽のリストアップ
2. **中間アウトプット**
3. 価値仮説の構築:プロダクトの4階層、リーンキャンバス、論文、...
4. プロダクトのリリース、マーケティングのための謳い文句
3については、リーンキャンバス、論文などの既存のアウトプット形式が知られているが、そこに至るまでの中間アウトプットは何になるのか?
## 学術研究アプローチ
![[Claim]]
![[優れた研究論文の書き方―7つの提案]]
論文形式で「Introduction」を書く
- 利点
- オリジナリティ「既存プロダクトとの違い」を入念に思考できる利点がある。
- 問題が新しいのか?解決策が新しいのか?
- 欠点
- ユーザー、顧客視点が弱い。
- プログラミングと同じで、原則、一人で集中して書いて、レビューを受けることになる。モブプロというテクニックもあるので、モブ論文執筆もできるか?
## プロダクトマネジメントアプローチ
![[プロダクトの4階層]]
![[notes/management/リーンキャンバス]]
現在、アプローチ可能なのは次の2つ。
1. リーンキャンバスのうちの「課題」と「ソリューション」
2. 主要指標、独自の価値提案
![[課題と解決策の分離]]
![[アイデア発想の思考の枠組み]]
![[既知と未知の整理]]
#### プロダクトのカタ
[[プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける]]
![[Pasted image 20220113121936.png]]
### デザイン思考アプローチ
プロダクト4階層と[[直感と論理をつなぐ思考法]]の独自マッピング。

- Core -> ビジョン思考・競争思考
- Why -> デザイン思考
- What -> デザイン思考
- How -> カイゼン思考
今着目しているのはデザイン思考の領域。
![[notes/howtoresearch/デザイン思考]]
[[プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける]] 17章「問題の探索」、「ソリューションの探索」がデザイン思考に関連。
## ![[アイデア整理法]]
## その他
- [[SF]]思考
- [[未来は予測するものではなく創造するものである――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉]]
- [[サン=テグジュペリの船の作り方]]
- ビジョンの重要性を問いている
- [[アントニオ=ガウディにとっての創造]]
- 現実の観察から発見する
- 素人のように考え、玄人として実行する
- [[手で考える]]
- [[妄想する頭 思考する手]]
## アウトプット形式の決定
デザイン思考の「定義」と「概念化」= 学術研究での「Claim」の設定。
1. アイデアの萌芽リストを課題と解決策のペアのリストに整理する。
2. 各アイデアの位置関係を理解するために、各ペアをグルーピングする。
グルーピングには、分類アプローチとクラスタリングアプローチの両方がある。
3. 各グループ間の関係性を考える。ストーリーラインを組み立てる
4. 優先度を決めて、ロードマップへ落とし込む。
- [[プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける]]19.2 作業に優先順位をつける
![[作業優先順位のつけ方]]
5. 仮説を検証するための指標やインタビューを設計する
![[プロダクトの指標設計]]