[[基礎統計学Ⅰ 統計学入門]] 1.1節より
- 1662年 統計学の考え方の初め:ジョン・グラント 死亡表に関する自然的および政治的諸観察
- 1690年 ウィリアム・ペティ 政治算術
- 17世紀 ドイツ 国勢調査 -> Statistik -> states
近代統計学
- 政治算術
- 国勢学
- ガウスの正規分布論
この3つの源流を統合 ケトレー (1794-1874)
生物測定では、遺伝学者ゴルトンの種子の直径の測定では、回帰の法則が発見された。
[[相関係数]]がK.ピアソンによって導入され、相関の考え方が明確となった。
実際には、観測された量にはばらつきがあるので、現象の背後には、ガウスの誤差理論で説明されるような理論的確率的分布(頻度分布)があるという考え方。
標本と母集団が区別され、そこに確率論が用いられるようになった。
ピアソンによって上記の近代統計学の基礎が定まった。 => [[統計的推測]]へ
フィッシャー (1890-1962)により、推定の理論と[[統計的仮説検定|仮説検定]]が築かれる。 -> [[分散検定]]、[[実験計画法]]など。
部分(標本)と全体(母集団)のギャップを埋めているのが、「確率」