正常からのずれの度合い。
$\newcommand{\bm}[1]{\boldsymbol{#1}}$
## ラベルつきデータの場合
$D$は訓練データ。
$
a(\bm{x}) = -\ln\frac{p(\bm{x'}|y=1,D)}{ p(\bm{x'}|y=0,D)}
$
密度比、または尤度比で異常度を定義している。
[[ネイマン・ピアソン決定則]]
## ラベルなしデータの場合
正常時の確率分布$p(\bm{x})$が与えられ、 観測値$\bm{x'}$についての一つの自然な異常度$a(\bm{x'})$として
$
a(\bm{x}) = -\ln p(\bm{x'})
$
を採用できる。lnは自然対数。マイナスは、出現確率が小さいところにきた観測値に高い異常度を与えられる。([[情報理論]]における[[シャノン情報量]]と同じ)
![[Pasted image 20220120211852.png]]
([1章:異常検知・変化検知の基本的な考え方 – Takala's Memory](https://takala.tokyo/takala_wp/2018/12/02/770/), 2018. に掲載された図を複製して引用。