[Test statistic - Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Test_statistic) - 検定統計量とは,統計学的な[[統計的仮説検定]]に用いられる統計量(標本から得られる量)である[1]。 - 仮説検定は通常,検定統計量によって規定され,仮説検定を行うために使用できる1つの値にデータを還元するデータセットの数値的な要約とみなされる。 - 一般的に,検定統計量は,観測されたデータの中で,対立仮説が規定されている場合には帰無仮説と対立仮説を区別するような振る舞いを定量化するように選択または定義され,また,対立仮説が明示されていない場合には帰無仮説を特徴づけるような振る舞いを定量化するように選択または定義される. 検定統計量の重要な特性は、帰無仮説の下でのサンプリング分布が、正確または近似的に計算可能でなければならないことであり、これにより[[P値]]を計算することができる。検定統計量は[[要約統計量]]と同じ性質を持っており、多くの統計量は検定統計量と記述統計量の両方として使用することができる。しかし、検定統計量は、特に統計的検定に使用することを目的としているのに対し、記述統計量の主な品質は、それが容易に解釈できることである。サンプル範囲のような情報量の多い記述統計は、そのサンプリング分布を決定するのが難しいため、テスト統計としては適していません。