$ u^2 = \cfrac{1}{n-1}\sum^n_{i=1}(x_i-\bar{x})^2 $ --- <blockquote class="twitter-tweet" data-theme="dark" data-dnt="true" align="center"><p lang="ja" dir="ltr">不偏分散のn-1は以下のように理解できます.日本人全体から無作為に1人を抽出したとき,その人(Aさん)の身長が175.1cmとします.このとき,標本平均は175.1cmです.Aさんの身長が175.1で標本平均も175.1なので,標本平均からのばらつきはゼロですから,記述統計としては標本分散はゼロです.(1/3) <a href="https://t.co/Yzaqaeo8Ts">https://t.co/Yzaqaeo8Ts</a></p>&mdash; 高橋将宜 Masayoshi Takahashi (@M123Takahashi) <a href="https://twitter.com/M123Takahashi/status/1533996935736008706?ref_src=twsrc%5Etfw">June 7, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> > 不偏分散のn-1は以下のように理解できます.日本人全体から無作為に1人を抽出したとき,その人(Aさん)の身長が175.1cmとします.このとき,標本平均は175.1cmです.Aさんの身長が175.1で標本平均も175.1なので,標本平均からのばらつきはゼロですから,記述統計としては標本分散はゼロです.(1/3) > 一方,この標本分散ゼロを使って母分散を推定するということは,母分散がゼロと推定するということです.しかし,すべての日本人が全員175.1cmであるとは到底考えられません.つまり,標本サイズ1の標本には,母分散を推定する情報がないということです.無作為に2人目のBさんを抽出すれば,(2/3) > Bさんの身長が175.1cmである確率は極めてゼロに近く,AさんとBさんの2人の身長には標本においてばらつきが見られることになります.ここで初めて,標本分散はゼロでない値になります.標本から母分散を推定するためにはn-1人の情報を使っています.ゆえに,不偏分散では,分母をn-1とします.(3/3)