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村上陽一郎,岩波書店,2006年
t_kytくんの[プロダクトマネジメントとソフトウェアエンジニアリングについての覚え書き - 角待ちは対空](https://blog.yux3.net/entry/2021/04/19/085608)で紹介されていることで知った.
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[工学の歴史と技術の倫理 | 村上 陽一郎 |本 | 通販 | Amazon](https://www.amazon.co.jp/dp/4000063103/)
## 下読み
- 工学とはなにか?
- 工学に求められるものとは?
- 工学と技術,技芸の違いはなにか?
日本語では
> 技術とは,人間がその生を全うするために,自らの目的意識に基づいて,目標の達成を目指して案出し,また使用する「わざ」の総体とでも定義すればよいだろう.
p. 1 序章
> 工学という言葉は,そうした技術を学問化したものと定義できる.
- 言語により広く伝達可能な形に整備された
- 専門領域によって体系化された「知識」という形態
英語では
- ”technology” <-> ”engineering”
p.18: 1996年、主要八大学の工学部が組織した「工学における教育プログラムに関する検討委員会」が、98年に発表した工学の定義では「数学と自然科学を基礎とし、時には人文社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や、快適な環境を構築することを目的とする学問」とされている。